親の介護を経験して思うことは、介護は肉体的/精神的にすごく大変なので出来るだけ介護にならないように予防をすることが重要と思うようになりました。
介護のリスクは、年齢とともに上がってきます。
若い人でも事故などにより介護になってしまう方もいますが、大体の人は50歳くらいを過ぎたころからリスクが大きくなるので、予防のことも考えたほうが良いと思います。
介護の予防は特別なことではありませんが、
忙しさ(面倒)を理由に出来ていない方が多いのではと思っています。
自分が介護される側にならないために、ぜひ行っていただきたい事を以下に記します。
当たり前のことですが、それは、健康管理です。
皆さんは年に一度、健康診断を会社なり市区町村で行えるようになっていると思いますが、会社員の場合は、強制的(雇用側に義務化されている)にやらせれるので大丈夫なのですが、会社を退職後や個人事業主、主婦の方は、受けなさいと指示されないので面倒で受けない方も多いと思います。
自分は健康と思っていても、年を取るごとに病気のリスクが大きくなっています。
正直、会社や市区町村で行われる健康診断は万全ではないと思っています。
個人的には、以下の検査も受けた方が良いと思っています。
・脳の検査(脳ドック)
脳ドックでは、脳出血のリスク要因である脳動脈瘤、軽度の脳梗塞、動脈硬化などの
有無がわかります。
・心臓の検査(心電図)
心臓に不整脈があると、血液が固まりやすく脳梗塞のリスクを高めます。
・血液検査
脂質異常(LDL、中性脂肪が高い)は動脈硬化になりやすく脳梗塞のリスクを高めます。
・血圧
特に血圧が高い場合は、脳出血のリスクが高いようなので注意が必要です。
これらは、検査で分かるので、発症前に治療(服薬・手術など)を行うことが出来ます。
健康診断はガンの早期発見を目的にしたものでもありますが、本記事では介護の予防に特化した記載をしていますので、そちらの検査はここでは省かせていただきました。
高齢の親を持っている方は、自分のみならず親御さんの健康にも注意してあげて下さい。
健康診断で異常値が発見されると、薬を処方される(特にお年寄り)ことが多いと思います。そのような場合、副作用や服薬が面倒と考えて止めてしまうこともありかもしれません。またお年寄りの場合は飲むことを忘れてしまうこともあると思うので、親御さんなどと同居されている場合は、薬の管理にも注意が必要と思います。
副作用を心配して薬の服用を止める場合は、その薬を止めるリスクもあるので医師と相談して判断されることが大事かと思います。
私の場合、親と同居していましたが、積極的に健康のことを注意してあげられなかったことを反省しています。
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