在宅介護の費用

介護の費用は、介護保険で利用するサービスの費用だけではありません。

ここでは、親の介護でかかった介護費用に関して記事にしたいと思います。

母親が介護認定を受けた当初から介護度は要介護5でした。
父親は、最初は要介護1でしたが、自宅で転倒した後は、要介護5となりました。

介護費用は、介護度が重い（高い）ほど費用が掛かります。
実際どのくらい費用が掛かったかを表にまとめましたので参考にして下さい。

母親の介護費用

表の右の費用（目安）を合計するとひと月におよそ130000円かかっています。

親は、年金暮らしをしており130000円の負担はかなり大きかったため、私が介護用品と食費の一部を負担しました。もしも、私が介護離職をしていたらこれらを負担することは難しかったと思います。
なお、オムツ費用に関しては、補助金が出る可能性がありますのでケアマネージャなどに相談された方が良いです。私の場合は、会社の福利厚生で介護用品（オムツ）への補助金が出たので利用しました。

補足として、在宅介護と介護施設に入所（特養、老人ホームなど）した場合の費用を比較しているサイトがありますが、在宅介護の食事費用を０円として、在宅介護の費用をすごく安く見積もっているケースがあります。在宅介護でも食事費用は掛かりますので、比較する場合は注意、気を付けた方が良いと思います。

介護保険制度がなければ、在宅での介護費用は介護サービス費を全額負担した場合におよそ400000円（要介護度５の場合）はかかっていると思いますので、介護保険制度は本当に助かりました。

ただ、高齢化社会が進み、今のような介護保険でのサービスが今後も受けられるのかは不透明だと思うこの頃です。医療も介護も保険制度が崩壊しないか不安でなりません。